ミクロの世界!
画家のノートを書くことによって…
ゆっくりな色 (アクリル絵具に海水などをあわせて描く絵画) の個性が言葉へと変化していきます。
書くことで 発見もあり…とても面白いです!
表層海水! 不純物! 共生! ミネラル、微生物、細菌、藻、ウィルス …
画家とは ご縁のないような言葉たち!
その様な言葉を使うコトにも、ここちよい優しさを感じるようになりました。
今回も!海水で描くゆっくりな色について書きます。
海水スプーン一杯のチカラについて…♫
□ 立体的な絵画 夏のささやき2019 + 鴻来有希 + ラフィアージュ
2019.7.9〜
小さなスプーンで海水をすくってみる…
そこに含まれている細菌の数は100万細胞で、細菌よりさらに小さなウィルスの数は1000万になるそうです。(およそ東京都の人口に匹敵するほど…!)
海水の中にはウィルス以外にも、光合成を行う微細藻類、原生動物(アメーバーやゾウリムシなど)多様な微生物も生息しています。
私はアクリル絵具に海水をあわせ、たくさんの目に見えない小さな生き物のチカラを拝借しながら絵画を描きます。ゆっくりな色の色形はイロイロなチカラに支えてもらっています。これは 大切なひとつです!
イロイロについて、今後の画家のノートで 書いて行きたいと思います。楽しみにしていてください。
目に見えないものを描がきながら、目に見えない小さな生き物(ウィルスなど…)のチカラをお借りして描く…
子供の頃の時間が 流れ流れ 、現在に辿り着いた気がします。
流れ流れ 、今度は何処に辿り着くのでしょう…
海水で描くゆっくりな色の世界はミクロの世界に支えられています。
◻️ 作品 海 + 鴻来有希 (7年ものの色/ 2018撮影)
スピーン一杯で1000万ものウイルス!
その囁きは、とても魅力的です!
その反面!多くの人は 次のような不安を抱くでしょう。
今年も海で泳いでいいのだろうか…
泳いでウイルスに感染しないのだろうか…
早々に調べてみました!
「…海水中に存在するウィルスの大部分は、人ではなく細菌に感染するバクテリオファージとよばれる種類だと考えられています。」
※上記は浜崎恒二氏の「微生物の海」から抜粋いたしました。
水中に存在するウィルスの大部分は、人ではなく細菌に感染するバクテリオファージだそうです。
書きながら、発見!
折々、 しっかりした言葉を探し…捕捉しながら画家のノートを書いていきたいと思います。
アトリエのある葉山の海岸も先週末に海開き
しました。
ミクロの世界にふれながら、空を見上げ 太陽を浴びる…生物としてのしあわせ♫
この夏は、海で泳ぎながらウイルスを感じてみたいと思います。ゆっくりな色の絵画の気持ち!新たに知ることができるかもしれません。
楽しみです…笑
つぶやき
週末は、微生物や細菌…ウイルスの世界からはなれて、作品や本をご紹介したいと思います。
時々…作品♫ 時々…本♫
どうぞお楽しみください。
0コメント