ゆっくりな色が生まれるまで②
木々が形を変えて行くように、私も作品も形を変えて ここにいます。
前回からの続きです!
20代から30代…猛烈に油彩画を描いた結果、倒れ…
油絵の具からアクリル絵の具へ…
横浜・東京の生活から葉山中心の生活へ…
大きく舵を切り、海にたどり着きました。
富士山と江ノ島の見える、美しい海辺にアトリエを借りました。
海まで2分!
海辺のアトリエで制作活動を再スタート!
目の前に広がる大きな海!
「…………。」
目の前に広がる画材の浜…
「砂 貝殻 カケラ!
ワァオ!マチエール♫」笑
油彩画を描いていた頃…
私は凹凸のある物質性の強い厚いマチエールをつくるために、市販(画材店で購入)の砂や貝殻粉末をメディウムと油絵具をあわせ描いていました。
無限に広がる画材の浜…♫
いつでも取りに行ける! 無料の砂…♫
その様な嬉びから、アクリル絵の具に海辺の砂をあわせ描く事が始まりました。
自然の砂のチカラを知らずに!
市販の砂や貝殻と同じ感覚で!
起きている事、これから起きる事、何も知らずに始まりました。
海辺の砂を使いはじめて1年半後…
展覧会場(銀座)での出来事!
ご来場のお客様から ご指摘をいただきました。
- 会場の全ての作品の色の在り様が とても個性的である事!
- 海辺の砂や礫 (不純物)をそのまま使用しているため、それらがアクリル絵の具と化学変化を起こし、色が変わり続けている事!
- これからも色が変化し続ける事!
- 市販の砂や貝殻は全て洗い!不純物を落としている事!
好意的なご指摘だった事…
お客様に深く感謝しています。
その時、否定的なご指摘だったら…何かが変わっていたかもしれません。
お客様のご指摘がドアノブとなり!
私は新しい扉を開ける事ができました。
※2010年夏の展覧会(Gallery S.c.o.t.t 5周年特別企画展/さらさらぎんざ・・・鴻来有希)での出来事…
偶々!生まれていた世界♫
「ゆっくりな色」という名前が生まれるのは、もう少し後になります。
偶々!生まれていた世界…
次回、この続きを書きたいと思います。
是非 お読みください。
つぶやき
海辺の砂はイロイロ♫
貝殻の粉末だけではなく植物や虫やガラス…不純物!多種多様に蠢く密度の高い世界です。
私が描くこと(私の筆先)をキッカケに、それら蠢く世界(海辺の砂)とアクリル絵の具が一化学変化を起こしながら 絵画の色をつくり…つくり続けていました。
知るという事の大切さ…
□ゆっくりな色
アクリル絵の具に、主に海辺の砂を混ぜ合わせ描きます。主にアクリル絵の具と砂の内容物が化学変化を起こします。筆を置いてから、時間窯の中で色形がゆっくりと変化を続けます。ワインの様に…何年ものの色という表現でお楽しみもいただけます。
2009年に海辺のアトリエを借りてから、描くための砂や礫・海水は、地球から直接いただいています。
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