時々…本♫ 涼をとる①

涼しさを一冊の本からいただく…♫

静かな暑い夜に…広重はおすすめです。
1日目…

◻️ 広重 ― 雨、雪、夜 風景版画の魅力をひもとく
著者 神谷浩(名古屋市博物館)
出版 青玄社
生誕220年記念!保永堂版「東海道五拾三次之内」、各種東海道や諸国の名所絵を掲載。広重と歩く、なつかしい日本の原風景。

つぶやき

この本の魅力は…
軽やかで小さな本であること。
懐かしい場所にも、海にも、小さな旅にも 一緒に連れて行けます。




歌川 広重(初代)…

江戸時代後期 (1797-1858) の浮世絵師です。本姓は安藤・号が広重です。広重は、 江戸の定火消しの安藤家に生まれ、13歳で家督を継ぎ定火消同心の職につきます。その後、27歳の時に 祖父方の嫡子に家督を譲り隠退します。そして、36歳の時に浮世絵師に専心します。広重には公務と画家を両立していた時代があります。
天保(てんぽう)4年の「東海道五拾三次」で風景画家としての地位を確立します。彼の作品は、大胆で洗礼された構図と独特の鮮やかな青(ヒロシゲブルー)!
今も昔も!国内外!見るものの心を魅了する絵画です。
※ゴッホやモネなどの西洋の画家にも影響を与えました。
□画像 Wikipediaより



広重の世界から

線の雨や余白の雪がとても美しく…涼しさを呼びます。

夏に広重を知る…♫

特に!私は降る雪の素朴なあり様が好きです。
深々と降る雪は、色を用いず和紙の地の色を生かしたものです。


大胆な構図が、 届かない此方と彼方を呼び寄せ…せつなさを知る…

1枚の版画の中で、コチラとアチラ…2つの時間が存在します。

絶妙なバランスです。


ヒロシゲブルー♫

広重の鮮やかな青は、日本古来の藍(インディゴ)と異なり、当時ヨーロッパから輸入された新しい顔料!ベロ藍(紺青)でした。
木版画の性質から油彩よりも鮮やかな色を示し、当時の浮世絵師は挙って用いていましたが、その中でも広重の青は別格…ベロ藍を誰よりも使い熟していたと言われます。
当時の広重に会いたい…


つぶやき

葛飾北斎73歳、そして歌川広重36歳…
40歳近くも歳が離れながらも 、広重は教えを請うために、北斎のもとをよく訪れたそうです。
全身で学べる!その様な人に出会えることは…奇跡です。
出会えたのなら、ただ会いにいき ただ学びたい…

知るということの大切さ…

□ 森戸海岸 + 富士山 + 江ノ島


◻️ 立体的な絵画 やわらかな嘘 空 + 鴻来有希 + バンコク・ギャラリー21  + 2012

画家のノート

画家 鴻来有希(kourai yuki)のノート

0コメント

  • 1000 / 1000