時々…祈り♫ 涼をとる②
涼しさを1枚のハガキからいただく…♫
つぶやき
土偶や岩偶のように…
自分や作品(絵画)の何処かが祈りでありたいです。
◻️ 岩偶 柳宗悦旧蔵
東京・日本民藝館蔵 岩手県岩泉町袰綿出土 縄文時代(晩期)・前1000~前400年
※裏の紋様が好きです。そして、柳宗悦がつくらせた岩偶収納箱が素敵です。
小さくても 壮大な時空の中で生きているモノ…
土偶と埴輪の違い♫
時代…
土偶や岩偶、木偶は、今から約1万3千年前~約2千400年前の縄文時代を中心に作られました。
埴輪は古墳時代、3世紀後半~6世紀ころに作られました。
場所…
土偶は、縄文の人々が住んでいた場所やお祭や儀式を行った、暮らしの場(集落の跡)から見つかっています。
埴輪は、有力者の墓である古墳から見つかっています。
目的…
土偶は、基本的には女性を表します。妊娠した姿も多く、土偶を通して縄文時代の人々は安産や豊穣を祈ったようです。精霊の姿だという説もあります。土偶は、意図的に壊されたものも多く見つかっているため、壊すことが!何かの祈りや儀式に関係していたのではと言われています。
埴輪は、古墳の副葬品であり、死者(権力者)を讃え捧げるものとして、また 古墳全体や古墳内部では重要な場所を囲むように、配置されているため聖域を記すものとして、古墳時代の人々によってつくられたのではと考えられます。人の形以外にも円筒形や、盾や傘、家や犬や鳥など様々な形があります。
土偶や万葉集にふれると…
私は宇宙を感じます。
遠い昔の人は、無数に輝く星空の中で生活し、現代人より 宇宙を身近に感じていたのではないでしょうか。夜になると、宇宙の暗闇の中で生きていたのではないでしょうか…
灯(照明)の発達とともに、人は身近な宇宙を失ったのかもしれません…
そして、宇宙はいつか辿り着く憧れの場所になったのかもしれません…
あらゆる照明を消し、そして 暗闇をいただく! 宇宙を身近に感じる時間…
その様な 時間を協力しあってつくれたなら…
ふと、その様な事を考えました。(笑)
初めての土偶…
祈りの形と祈りの色…
掌にのせて、暗闇を浴びていると!
海辺の太陽の匂いがします。
◻️ゆっくりな色から
石の絵 / 土偶
アクリル絵具 海辺の砂 海水 海辺の石
2016〜(2019.3.29〜)
つぶやき
時を浴びながら 太陽の匂いがする色が好きです。
時々…宇宙、 涼をとる…♫
いつか 画家のノートで書きたいです。笑
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