変化を惜しみなく愛したい…

ゆっくりな色…

アクリル絵の具に 海辺の砂や海水などをあわせ 描く絵画!
鴻来有希のオリジナルの世界です。

今回は、2つのゆっくりな色について書きます。
海辺の砂と海水… 是非、お読みください。

◻️立体的な絵画/ やわらかな連なり 2019
左:海辺の砂メインの作品 2011〜
右:海水メインの作品 2019〜

現在 (2019年) 、ゆっくりな色の描き方は、大きく2つに分けられます。


⒈ 海辺の砂をメインに!

 ゆっくりな色による絵画制作がスタートした2009年から2016年ぐらいまで…
アクリル絵の具に 海辺の砂をメインに! あわせ 描きます。
アクリル絵の具を溶かすために用いる海水と水道水の割合は約1:9 です。

⒉  海水をメインに!

2017年以降…
アクリル絵の具と 海水をメインに! あわせ 描きます。
用いる海水と水道水の割合は約8:2です。


海辺の砂をメインにする描き方!と 海水をメインにする描き方!の違い…

 
海辺の砂! と  海水!
両者には明らかな違いがあります。

  • 目に見える違いとしては、その形態が個体であるか 液体であるかです。
  • 目に見えない違いとしては、両者に含まれる質量=エネルギーの大きさの違いです。断然!海水の方が大きいです。
  • 両者、エネルギーの伝わり方の違いもあると思いますが、まだ言葉で伝えることができません。

※海水は、液体であり!おそらく 微生物や細菌などを生きたまま含みます。それによって 個体である海辺の砂より 質量=エネルギーが大きくなります。この事については、色形の変化を大切に見守り 画肌を育てる…②で書きます。 それまでに、もう少ししっかり考えをまとめたいと思います。

ミクロの世界!も参考になると思います。
是非、お読みください。

海辺の砂メインでアクリル絵の具にあわせ描く作品…

海水メインでアクリル絵の具にあわせ描く作品…

両者による、作品の色形の変化も異なります!
それぞれの色形の変化の見守り方や 、変化により生まれる画肌の育て方も異なります。
とても楽しい世界です!
次回は、その楽しさを…色形の変化を見守り 画肌を育てる…① 海辺の砂をメインにアクリル絵の具にあわせ描く作品の色形の変化の見守り方や画肌の育て方について…書きます。
園芸のような世界です♫ 笑
どうぞ♫ 次回もお読みください。

◻️立体的な絵画 /やわらかな繫り 2019 + 海の上のダンデライオン + 貝のうた + 鴻来有希


つぶやき

花を育てる様に…
       家を育てる様に…
              人を育てる様に…
変化を惜しみなく愛したいです。

◻️ゆっくりな色
海水で描く絵画!鴻来有希のオリジナルの世界です。
ゆっくりな色は、アクリル絵の具に海水などをあわせ描きます。
アクリル絵の具が海の恵み(ミネラル・微生物・細菌など) や光や空気の影響を受けることにより、画布の中の色形が変化し続けます。
その画肌は呼吸しているようです。
筆を手放してから、時間窯の中で色形がゆっくりと変化を続けるゆっくりな色の絵画は、ワインの様に…何年ものの色という表現でもお楽しみもいただけます。

知るという事の大切さ…



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