時々…本♫ ミロの印象より②
印象を甦らせる…
脳内の絵画(ひとひら)
◻️芸術家との対話 /付・ジャコメッティと私
矢内原伊作 彩古書房
芸術家との対話♫
夏の終わりに、目黒川沿いの古本屋(COW BOOKS)さんで出会いました。本の表紙を触り、素敵な予感がしましたので…そのまま 連れて帰りました。
その後…
予感が印象に繋がり…感動を連れてきました。笑
前回からの続きになります。
「芸術家との対話」は、矢内原伊作氏の静かな熱によって、9人の芸術家の精神が真摯に綴られています。著者である矢内原伊作氏は哲学者であり、アルベルト・ジャコメッティ氏の作品モデルとしても世界的に知られています。
とても素敵な本です!
今回は 第1章 ミロの印象 から 一節をご紹介いたします。是非 お読みください。
◻️矢内原伊作(やないはらいさく)1918-1989
実存主義のサルトルなどを研究した哲学者。また、様々な芸術家についての著述を多く残している。「芸術家との対話」「ジャコメッティとともに」など。特に、パリ留学中に知り合い、モデルをつとめることとなったジャコメッティとの親交は深く、ジャコメッティに関する大小約60もの文章を発表している。
ミロとアルティガス、この二人のカタロニア人は、原初的な宇宙論的神話と供に、スペインの強烈な太陽と荒々しい岩をパリのモダーンなサロンに持ちこんだのだ。まさに"Terres de Grand Feu"である。アルティガスが火の中からとりだしたこのマチエールの特質は、それが鉄のような硬さと重さをもっていながら同時に人間やしょくぶつのように軽く温かいということだ。そしてそれはミロのアニミスティックなポエジーの表現要求に正確に適合している。いわばこれらのオブジェは熔岩でできている乳房であり、火を宿す性器の生きた化石であり、太陽や月や星との有機的交感によって地球が海おとした人間の隕石である。
※芸術家との対話 ミロの印象から
つぶやき
静けさを纏った美しい文字の塊…
芸術家との対話、矢内原伊作氏の指先を辿ってゆくと…
私の前頭葉あたりで、美しい文字の塊がオブジェとなって光を放つ…
そして、
静かに放たれた光が、ミロとアルティガスのオブジェの息づかいへと 私を誘う…
溜息がでる。
旅する様に本を読む…
本は、溜息のでる場所を 何度も訪れる事ができる。
その様な本の軽やかな深さが…私は好きです。
□ミロ氏とアルティガス氏が共に制作した、スペインバルセロナ/ガリファのアルティガス氏のアトリエです。
※写真は、2004年に油彩絵画の制作で滞在、その際に私が撮影しました。
ミロとアルティガス
「ミロの印象」では、共生しあう芸術家!ミロ氏とアルティガス氏の様子を知ることができます。
ミロ氏にとって、アルティガス氏は 制作のサポート的存在ではなく、お互いの世界を触発させる事によって新たな作品!新たな世界を生みだす相棒でした。その事実は、日本ではあまり知られていませんが、「ミロの印象」の中で、矢内原伊作氏は!共生しあう2人の芸術家たちの様子を綴っています。
◻️僕らのダンス…♫ + 鴻来有希 +2019.9.4
顔料ゲルインク バンブー紙
僕とヒトマイクロバイオームと…
想像する事の素敵さにふれる♫
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