ゆっくりな色が生まれるまで④
木々が形を変えて行くように、私も作品も形を変えて ここにいます。
つぶやき
このフレーズは今回で4回目です。
1993年から2010年まで…過去を書き進める事で、その当時 私自身が気が付かなかった出来事を、私はいくつか知る事ができました。
そして、過去の忘れ物を取りに行く様な…せつない気持ちを、私はいつしか抱いていました。
あの時、偶々!開けた新しい扉は、偶然ではなく必然だったのでは…
絵画との人生はドラマティックです。(笑)
今回は、これまでの経緯を振り返らずに…
なんとなく♫
つぶやきから書きはじめました。
最後にリンクを貼りますので、ゆっくりな色が生まれるまで①〜③を あわせてお楽しみください。
作品 冬の音!
2011年、私は 作品 「冬の音」を制作いたしました。
硬く冷たい土の中で 、暖かく柔らかな春の音が ゆっくり育まれ芽生える…その様な画肌を祈り描きました。もちろん!海辺の砂とアクリル絵の具をあわせ描きました。
この作品は、私が筆で描き終えた時は、全面 ホワイトよりのブルーグレーでおおわれていました、時間の経過とともに 下からのいろいろな色が現れてきました。
※色が変化し続ける絵画/冬の音の画像は2015年に撮影いたしました。
「冬の音」が生まれた際に、私の思いを短い文章にして添えました。その文章の中で「ゆっくりな色」という言葉が出てきます…
私は 直ぐにわかりました。
この言葉が「色が変化し続ける絵画」の名前だという事を…
筆を置いてから …ゆっくり生まれる色があってもいいと思う。
そういう ゆっくりな色 ささやく作品に…私は魅かれる。
◻️ 作品 冬の音 + 鴻来有希 +2011〜
撮影2015
「色が変化し続ける絵画」に名前をつけました。
「ゆっくりな色」という名前を私自身でつけました。
2009年に海辺のアトリエでの制作をスタートしてから 、2年の月日が経っていました。
「ゆっくりな色」という名前!
今も 「ゆっくりな色」という名前で、私だけのオリジナルの絵画を描き続けています。
あれから10年経ち、その世界は大胆に静かに変化を続けています。今は海水を中心に…ミネラルや微生物や細菌、光や空気のチカラを借りて変化する色形を!描いています。
◻️ 作品 kodomo + 鴻来有希
貴方が生まれて 一番最初にいただいた贈り物は…?
◻️立体的な絵画 記憶の骨/海辺のてふてふ + 鴻来有希
意図のないところから…
経験のないところから…
大いなる水が、小さく流れ始めた。
その小さな水の線が 、いつか川になって いつか海に 辿りつけたなら…
アクリル絵の具に海辺の砂(不純物)をあわせ描くゆっくりな色は、私が考え意図して生まれたものではありませんでした。
偶々!生まれていた世界♫
偶然!生まれた世界、偶然!生まれた絵画です。
展覧会場でのお客様のご指摘から、海辺の砂が作品の色変化を促している事を、私は知りました。
全ては後から知りました。
描きながら! 描くことで!
描いた作品から! お客様から!
私は「ゆっくりな色」の物事(ささやき)を知っていきました。
今も 、その様な…後から知っていく時間が流れています。
私は絵画にむきあう事で、自分自身を絵画自身を広げ深め、歩いてこれました。
変化を描き 変化を育てることが好きです。
ゆっくりな色の絵画は、ゆっくりと♫ 時間窯の中で色と形がつくられていく世界です。その世界には優しさ美しさがあり…静かな強さがあります。
2012年秋、さらに 私の身体は悲鳴をあげます。その時期に、ゆっくりな色の真の強さを!ゆっくりな色の絵画が持つ 静かな強さを、私は知ります。
その頃のコトは、もう少し先の画家のノートで書きたいと思います。
次回は、偶々(偶然)つながりで!
200年ぶりに 偶然発見された青…
YInMnブルーをご紹介いたします。
是非 お楽しみください。
知るという事の大切さ…
□ゆっくりな色
アクリル絵の具に、主に海辺の砂を混ぜ合わせ描きます。主にアクリル絵の具と砂の内容物が化学変化を起こします。筆を置いてから、時間窯の中で色形がゆっくりと変化を続けます。ワインの様に…何年ものの色という表現でお楽しみもいただけます。
2009年に海辺のアトリエを借りてから、描くための砂や礫・海水は、地球から直接いただいています。
◻️立体的な絵画 海とはちみつ 2018/はちみつ+ 鴻来有希 + ギャラリーimasa
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